【NFT】サービス「thirdweb」V2仕様の動作確認(Release a drop / NFT Drop)

こんにちは、いねおけ(@inaho_orchestra)です

NFT系の優良サービスthirdwebの仕様が新しくなりました

  • V2の操作方法が知りたい(経験者むけ)
  • thirdwebの操作方法を知りたい(初めての方向け)

thirdwebに関する上記の悩みを解決する記事です

thirdwebはNFTデータの作成や、ガチャ形式のMintサイトの作成などをスマートコントラクト(プログラミング)の知識なしで実装出来るサービスです
僕自身、こちらの記事で総数4600のジェネラティブNFTを作成・公開しました
▷リンク:【ジェネラティブNFT】を一人で作成・販売する方法

V2の変化点

thirdwebが公開しているthirdwebv2の紹介から引用した変化点は以下の通り

thirdweb公式の差分PR

  • 完全に無料で使用できるようになりました
    • V1では2次流通報酬の5%がthirdwebに支払われていたのですが、それが無料になりました(2022/4/11現在)もしかすると期間限定かもしれません
  • 最大10倍安価な展開
    • スマートコントラクトが動く際のGAS代が大幅に削減されました
  • 改良されたダッシュボード
    • 「プロジェクト」という仕組みがなくなり、シンプルで使いやすくなりました

使ってみて、僕が感じた変化点はこちら

利用者目線での差分

  • 検証の結果、無料利用は本当でした!神サービス
  • V1の「プロジェクト + トレジャリーウォレット」での管理は少し複雑な印象でしたが、V2は「コントラクト + 自身のウォレット」となっているのでシンプルで使いやすいです
  • ガチャの段階設定(Claim phase)が出来る様になったので「プリセール後に一般販売」の様な、高度な運営が出来そうです
  • クレームにかかるGAS代が安くなるのは本当に嬉しい

thirdweb V2 Release a drop操作手順

Release a dropモジュールのV2操作手順をみていきます

■thirdwebにアクセス

下記リンクからthirdwebにアクセスします

▷thirdweb.com

■ウォレット接続後に、Go to dashboardをクリック

■画面左側のタブが「V2 Contracts」選択になっていることを確認して
 Create new contractをクリック

■作成するコントラクトで利用するブロックチェーンを選択
 今回はPolygonのメインネットを選択します

Release a dropをクリック。大量のNFT画像とパラメータ(メタデータ)を関連つけてサーバーにアップロード、ガチャ方式でNFTのミントを実施する方式です

NFT Dropをクリック

■コレクションの各情報を設定します

General Settingsの各情報は、OpenSeaなどのコレクション情報としても表示される内容です

Payout Settingsは報酬受取の際に重要な設定です、デフォルトでthirdweb接続時のメタマスクアドレスになっているはずですが、よく確認しましょう

Primary Salesは一次販売で収益を受け取るアドレスの設定

Royalitiesは二次販売の収益受取情報。

Percentageで作成者として二次流通報酬を何パーセント受け取るのかを設定する方式ですので、設定忘れ無い様に注意しましょう

Batch Uploadをクリック

■画面左側の四角にフォルダごとNFTデータ(画像データなどと、関連するパラメータのCSVファイル)をドロップ

■Uploadしたデータの内容確認をしてNextをクリック

■リビール方式を選択。すぐにリビール、つまり、ガチャを開封した状態でNFTの排出を行う場合にはReveal upon mintを選択

Upload NFTsをクリックして次に進む

■基本設定が完了したので作成したNFT Dropコントラクトの概要画面に戻ってきます

しかし、「クレームフェイズ(ガチャの設定)がまだされてないよ」と警告が出ます

Claim Phasesをクリック

Add Phaseをクリック

■ガチャのフェーズ設定が出来ます

本格的なNFTプロジェクトと同様に xx月xx日xx時~xx月xx日xx時までプリセール、

以降が一般販売、の様な高度な設定が出来そうです

また、Polygonチェーンで利用可能な通貨にWETH等も選択可能で、OpenSeaでの取引がメインのユーザーにはmaticよりこちらの方が刺さるかも?と感じました

各設定項目の日本語訳も画像で添付します

あとがき

以上です!V1に比べて利点が多く、今から始めるならV2の方がコストも安くて良さそうです!

立上げてから日が浅いのでバグや不明瞭な挙動は出てくるかもしれません
thirdwebとしてはそういった情報のフィードバックも求めているようですので、Discordをチェックしてみると良いかもしれません。

以上、参考になれば嬉しいです

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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