モンスターハンターライズに登場が決定している環境生物。
シラヌイカ。色々と気になる存在です。
【映像見聞録 35】
— モンスターハンターライズ公式 (@MH_Rise_JP) February 16, 2021
寒冷群島に生息するイカの一種であり、群れて回遊し威嚇として墨を吐きつけることもある。
表皮の発光は個体が持つ墨の成分によって変化し、その輝きが海を照らす様から「シラヌイカ」と呼ばれる。https://t.co/YJcFmrUTBe#モンハンライズ pic.twitter.com/sWOsAppgi1
- イカの移動速度
- 凍らないのか心配
- 凍らない秘密
- 公式HPから姿をくらますシラヌイカ
イカの移動速度
実際にイカが海面を飛行する様子を捉え、研究した成果が公開されております。
空中の移動速度は時速40km程度に達するそうです。
(北海道大学の論文を参照。リンクはこちら。)
時速40kmで移動しているということは、40km/h ≒ 11.1m/s の風を受けている
事に等しいと仮定。海面の温度を0℃、湿度を20%と仮定した場合、体感温度は-12.3℃
にも達します。
深い雪に覆われた寒冷群島の様子から察するに、気温は0℃を大きく下回っていることが
想像されます。そんな外気に飛びだすシラヌイカが心配になってきました。
凍らないのか心配
ジャンプした瞬間に凍った魚🤔
— セキ ヤスヒサ🌗 (@Campaign_Otaku) March 14, 2019
➀ほんとに魚が跳んだ瞬間に凍った
➁氷の薄い部分から魚が跳び出そうとして引っかかった
➂凍った魚を人が氷に突き刺した
pic.twitter.com/ULysR0YQZ6
海面で凍る様な心配はないものなのか?
上記を確認する限り、不安あり。ますます心配になってきました。
凍らない秘密
- 南極海の魚は−2℃以下になっても氷核が出来ない⇒細胞が破壊されない。
- 体液である血漿中に塩化ナトリウムなどの塩類のほか、不凍糖ペプチドという高分子物質を持ち、これらが体液の凍結温度を引き下げている
冷凍食品メーカー「ニチレイ」南極通信参照。
- 極地の海に住む魚は、血液中に凍結を抑制する特殊なタンパク質(不凍糖タンパク質など)を保有
- 国際宇宙ステーション(ISS)有人宇宙実験施設「きぼう」にて氷の成長速度の精密測定
北海道大学低温科学研究所case6参照。
極寒冷地の魚は、車のウォッシャー液に混ぜる不凍液の様な物質を有するそうです。
原理証明の為に宇宙で実験されているとのこと。
イカの心配から話は宇宙に飛び出しました。
シラヌイカも同様の物質を有しているのでしょう。
公式HPから姿をくらますシラヌイカ
さて、ここまで深堀してみたものの、ゲーム登場するイカをここまで心配してあげる必要もないでしょうか。ただし、実際のところ心配なのは公式HP。
2021/3/7現在、「映像見聞録/環境生物/環境生物シラヌイカ」のリンクをクリック
しても、別のページに接続されてしまいます。
この愛らしい環境生物が、実は出演ドタキャンなんていう悲しいパターンはあり得るのでしょうか?発売間近。結果は寝て待つしかなイカ。
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