こんにちは。ブログ運営をしております、いねおけです。
OpenSeaにランキング機能が実装されていることはご存知でしょうか。
OpneSeaのランキングは、ブロックチェーン上の取引の透明性が良い仕事をしており、取引額や取引量が明らかになっています。メーカーの圧力や、販売店の思惑が入った胡散臭いランキングではありません。
上位ランカーの取引額・取引量を見て「夢がある」と捉えるのか、「現実的じゃない」ととらえるのかはその人次第。まずはランキング機能があること、そして誰でも簡単に確認できる事を知っておいて損はないと思います。
表示項目の日本語訳を掲載するのでそれだけでも有益だと思います。是非ご覧ください。
OpenSeaランキングの見方
トップページ
表示場所
ランキングはOpenSeaのトップページから簡単に確認することができます。
下の図のTop collections over 7 daysが直近の7日間の上位ランカー一覧です。

Top collections
拡大するとこんな感じ。
対象の期間を絞ることが出来て、24時間、7日間、30日間から選択が可能です。
ここでの表示は、この後紹介するランキング機能の簡易版といったところでしょうか。
表示内容は以下の通り、コレクションの名前・取引量・取引量の増加減の割合。となっています。

数値が取引量を示すのかどうか、明文化されていないか探したのですが見つけられませんでした。しかしながら、ランキング機能の数値やコレクションんのActivityとほとんど同じ値になっているので大きく間違えていることはなさそうです。
「ほとんど同じ」という、少し曖昧な表現をしている理由は、若干数値が合わない為です。合計取引量については、コレクションのActivityから見ることが出来る販売履歴の数値を合計した値と、Top Collectionsに記載のある値が同じになる事が確認できたので間違いないと思います(7日間のログで検算)。
増加減の割合については、7日間 = 24時間となっている様子で、直近24時間前と、比較用の24時間、合計48時間前からの正確な販売履歴がわからないと検算が出来ませんでした。Activityから見ると、24時間以上経過した情報は1日前、2日前・・・の様な表記になってしまうので正確な時間が分かりません。
それでもざっくり7日分の増減を計算してみたところ、Top Collectionページに記載される情報が39.9%だったのに対し、検算結果は30.2%と遠からずの値だったのでおそらくこの値を表示しているものと思われます。
作業途中に値が更新されてしまうことも、検算のやりにくさに拍車をかけました。ただこのことから、表示される情報は1時間未満、あるいは可能な限りリアルタイムに更新がかかっているのだと推測できます。
ランキング(Ranking)
ランキングの表示方法
ランキングを見るには、Go to Rankingsボタンをクリックします。
先ほどのTop collectionsよりも少し情報量が増えて、ソート機能も充実します。

選択機能
ランキング表示はこのような形式になります。表示期間指定については、先のTop collectionsの区間に加えて、24時間(24hours)・全部(All times)が追加になります。
他にも、カテゴリーやブロックチェーンで見たい作品を限定して表示することが可能です。

ランキングに表示される情報

①Collection
コレクションの名前です。
②Volume
取引量です。コレクションページに記載のあるVolume tradedの省略表現だと考えられます。ここでは指定した期間中の合計取引量となります。
③24h%
24時間(24hours)の取引量の増減を割合で示した数値です。
④7d%
7日間(7days)の取引量の増減を割合で示した数値です。
⑤Floor Price
コレクションの最低価格です。これについてはOpenSeaのHelpCenterに明言されているので、日本語訳で転用させていただきます。
お客様からのご要望が多かった機能のひとつとして、7月にはコレクションページに「Floor Prices」を追加し、NFTのパワーユーザーの皆様にご利用いただいています。
フロアプライスとは、平均的なアイテムの価格ではなく、コレクションアイテムの最低価格のことで、リアルタイムに更新されます。オランダのオークションはフロアプライスの計算に含まれません。
⑥Owners
コレクション内のNFTを所有している人数です。厳密には同一人物が複数アカウントを持っている可能性もあるので所有アカウント数であると思われます。
⑦Assets
コレクション内のNFT発行個数です。コレクションページ確認できるitemsと同じ数値です。
あとがき

OpenSeaのランキング。夢がある様なない様な・・・。傾向としてはイラスト自体を評価されているというよりは、その絵やロゴを持つことで、コミュニティに参加できる事や、コミュニティ内の特典に期待して投資家が購入している様な感じでしょうか。少なくとも超上位のランカーはその様に見えます。
勢いのある作品、コレクションがどれなのか?その理由は何なのかを分析する為にはランキングを見ることは現状必須と言えそうです。
自分が適当に買ったコレクションが、バズってランキングにのって億り人になりたいなぁ・・・。現実はそう甘くないので、コツコツ頑張っていきます。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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