【nanakusaの使い方】国内NFTマーケットプレイスnanakusaの利用方法

こんにちは。ブログ運営をしております、いねおけです。

この記事では、国産NFTマーケットプレイスの一つである、nanakusaの利用方法を紹介します。

NFT関連ニュースが日々更新されていますね。加えてSNS上では、NFT自体の善悪を問う様な論争が多くなってきました。NFT肯定派、否定派のどちらも発信力の高い人が多いので、言葉がエネルギッシュです。そんな文章にあたり続けると少し心が疲れてしまいますね。

ただ、中には癒される投稿もありました。

「好きなものを好きな様に買ったらいいし、買わなくてもいい」

「NFTは手段であって、目的ではない」

この様な趣旨の発言です。本当にそうだなと思いました。
自己責任で「やる・やらない」を決めて、あとはどっちの道でも楽しく過ごせばそれでよい。
そんな当たり前の感想に落ち着きました。

nanakusa?
おかゆ屋さんか?

日本発のNFTマーケットプレイスのことだよ♪

少し前からSNS上で名前を目にしていた、国産NFTマーケットプレイスのnanakusaがどんなものなのか。「楽しそうだな」と思うキッカケがあったので実際に試してきました。

その際の体験や、気になった情報について共有させていただきます。

nanakusa

この記事のまとめ

nanakusa
  • 日本のNFTマーケットプレイス
  • アーティスト登録制
  • オタクコイン・NFTの教科書など紹介を受けていて、国内では先行しているプロジェクト
  • クレカ決済、閲覧制限など独自の強味
  • 利用方法レビュー

nanakusaとは

nanakusaは、日本初の「アーティスト登録制」のNFTマーケットプレイスです。

⇒リンク:nanakusa

私も公認アーティストになりたーい!

nanakusaを知ったキッカケ

nanakusaの存在を最初に意識したのはTwitterです。名前を見かけて検索した記憶があります。

次に気になったのは、オタクコインというプロジェクトの中で、nanakusaを推していたのを見たときです。オタクコイン(OTAKU COIN)は「世界中のファンとアニメを作りたい」という思いで独自のコミュニティ通貨を発行している集団です。何となく気になってアプリをインストールして、何となく気になってレプリカオタクコインというNFTを購入して、なんとなく応援しています。
多分、私がオタクなんだと思います(笑)

⇒リンク:オタクコインホームページ

訳の分かんねぇコインなんだけどよぉ。集めてると、なんかプロジェクトに愛着がわいてくるから不思議だよなぁ。

そして今回nanakusaに触れてみようと決心したのは、書籍「NFTの教科書」で紹介されていたことがきっかけです。

この本はNFTに対する本質的な理解や、正しい認識を広めることがNFT業界の発展に不可欠である、という立場の著者が旗振りをし、それに賛同してくれた「NFTの最前線で活躍している人達」がそれぞれの言葉でNFTとは何かを説明してくれるとても分かりやすい書籍です。NFTに興味があるけど、何となく不安な方。既にNFTを創作していて今後事業を拡大させていきたい方のどちらにもオススメです。

⇒リンク:NFTの教科書

NFT業界の一線で活躍している人たちが、わかりやすく網羅的に解説してくれる良書です。

nanakusaの特長

nanakusaの主な特徴
  • 仮想通貨のETH・Polygonに加えて、クレジットカード決済機能に対応している。
  • NFTを所有している人だけが見ることができる閲覧権限機能
  • ロイヤリティ分配機能

主な特徴として公式noteに記載されている内容をまとめるとこんな感じでした。

クレカ決済について

クレジットカード決済対応は、NFT購入のハードルを下げて窓口が広がるので良いなと思います。
これをきっかけに始る人が出てくると思います。

ただ、購入側はウォレットを持たずに「NFTを所有している感」を感じることが出来るのかが少し疑問ですし、販売側はロイヤリティの受取の為にウォレットがマストっぽいので・・・

結局仮想通貨持った方が良いのでは?と個人的には感じはします。

閲覧制限機能について

nanakusaが特許申請をしている機能だそうで、NFTを所有している人だけが、NFTファイルを閲覧できる機能があるそうです。
取り急ぎ本日時点ではどういった機能なのか把握できておりません。ごめんなさい。

nanakusaのwebサイト上だけではなく、自身のPC上でも同じ制限をかけることが出来るという意味であれば大変興味深いです!

将来的には、全てのwindowsやmacといったOSがこのような思想に同調して、各個人のパソコン、一般的なビューワーでも「本物が保障されているデータしか表示が出来ない」という流れになるかもしれませんね。

ロイヤリティ分配について

nanakusaにおいても、OpenSea同様に二次流通で発生したロイヤリティをクリエイターに永続的にリターンする仕組みが実装されているそうです。作品をmintする際に、クリエイターと報酬配分先を複数人分登録できる、ということの様です。
クレカ決済時は自動分配出来ないと書いてあり、ウリにしている機能の相性が悪そうです。
致命的に残念なポイントなので改善希望です。

こんな人にお勧め

nanakusaはアーティスト登録制であることと、先に紹介した特徴からこんな人にお勧めのマーケットプレイスであるとされています。

  • 質の高いNFTを見つけたい
  • 暗号資産ではなく、日本円で決済したい

nanakusaの使い方

nanakusaを初めて利用してみて、作品を一点購入するところまで進めました。

具体的な内容を共有します。

仮想通貨を入手する

nanakusaでは仮想通貨のETH(イーサ)か、matic(マティック)が必要になります。

(先に述べた通りクレカ決済があるらしいのでその場合は不要かもしれません。)

私の場合は、まず国内の仮想通貨取引所で ETH(イーサ) を入手。

metamask(メタマスク)というウォレットアプリを導入して、

polygonブリッジ等の手続きを経て matic(マティック) を入手しました。

ETH(イーサ) の入手から、metamask(メタマスク) の設定までの流れはOpenSeaの場合と同じです。こちらの記事で解説をしているので良ければ参考にしてください。

⇒【初心者でもカンタン】仮想通貨の始め方とOpenSeaの使い方

ポリゴンブリッジについてもOpenSeaの使い方で説明していますので、こちらの記事が参考になります。
⇒【OpenSeaの使い方】polygonでガス代を少なくNFTを楽しむ

nanakusaで買い物をするためには、ここからさらにETH(イーサ)をmatic(マティック)に変換する手続きが必要になります。この手順はnanakusaのhelpからも確認ができました。

⇒リンク:nanakusaの使い方4:Polygon(Matic)トークンを手に入れよう

登録(アカウント作成)

ここまでくれば、あとは簡単です。

nanakusaを使っていくよー♪

ウォレットを接続する

nanakusaのサイト、画面右上のConnect walletを推してウォレット接続に進みます。

⇒リンク:nanakusa

利用規約

利用規約を問われるので、よく内容を読んで先に進みます。


個人的にはOpenSeaと比べると、このひと手間が余計というか、事務的という感じがして少し萎えました。
ウインドウショッピングを楽しみたいだけなのに店の入口で「クレジットカード持ってますか?」と聞かれてしまう感覚です。改善希望。

プロフィール作成

個人ページの編集は、画面右上のこのマークから進みます。2021年10月現在、マークの形が意味不明かつ、マークにカーソルを当てても文字が出てこないのでプロフィール画面に進むのは難易度が高いなと感じました。改善希望。

プロフィール設定

画面右側の設定ボタンを押すことで編集画面に進みます。

プロフィール編集

編集画面はこんな感じ。

カバーイメージ、アイコン、ユーザー名、メールアドレス、ウェブサイト、紹介文、Twitter、Instagram、居住地、言語

の登録ができます。

ちなみに、何も設定しなくても作品を購入することはできました。

クレジットカード決済の時はメールアドレスとその認証が必須っぽいです。

作品を見る

Market

作品を見るには画面右上のMarketを押します。

マーケットは2種類に分かれています。

Creators Market と Partners Market です。

Creators Market

クリエイターズマーケットの方は、nanakusaの特長でもある登録されたアーティストが活躍するマーケットの様です。作品のジャンル分けがされていて、

Art、Photography、Trading Card、Music、Videos、Others

といったラインナップになっていました。

Partners Market

こちらは協賛企業が参加するマーケットの様です。私が興味を持つキッカケになったオタクコインや、スマホゲーで一時代を築いたブレイブフロンティアなどのコンテンツが並んでおりました。

作品を買う

購入する作品を選んだら、購入するボタンをクリック。

すると支払いの詳細が出てくるのでさらに購入するボタンをクリック。
あとはmetamask側の承認やら署名やらをすませれば完了です。
(購入画面別撮りです。今回私が購入したものとは金額が異なります。)

私の場合は、なぜか処理中の画面がずっと出っ放しになってしまい、すこし焦りました。
ウォレット側の処理は終わった風だったので、やむを得ずいったんブラウザを閉じて再度立ち上げ直しました。結果、精算処理も、NFTの受取も正常終了していたので安心しました。
再現実験していませんが、万が一バグとかであれば、ドキドキしてしまうので改善希望です。

ログアウト

ウォレットを接続したまま放置するのが嫌なので、用がすんだら毎回接続を解除したい派なのですが、nanakusaのログアウト(接続解除)方法が凄く分かりにくかったです。

個人ページの設定画面に移動。

設定画面の一番下にある青色のボタン、Logoutで接続解除になりました。

所感

はじめてのnanakusa NFT購入。良い体験ができました。初日・初回の操作で感じたことはこんなところです。

イイネ
  • 日本初、公認アーティストのマーケットという独特さ!
  • 仮想通貨精算時に、日本円を併記してくれる親切さ!
  • metamaskがあればすぐに買い物が出来る手軽さ!
  • maticで購入できる商品はGAS代がかからなくて良い!
イマイチ
  • 一部UIにテンポの悪さ、不親切さを感じてしまった
    • ウォレット接続時の利用規約
    • プロフィール編集
    • ウォレット接続解除(ログアウト)
  • 出品数とクリエイターが少ない
  • nanakusaサイト上でFAQを押すとnoteに飛ばされる。公式感が薄れて安っぽい印象を受けてしまう。

あとがき

「国内のマーケットで、国内のアーティストさんだからこそ発行できるんだろうなー。」
という感じの、独特なNFTを購入することが出来ました。この件はまた機会があれば別の記事で話が出来ればと考えております。

私がnanakusaに興味を持つキッカケの一つとなった、「NFTの教科書」オススメです。NFTに関する正しい理解を広めて、業界全体を良い形で盛り上げようという志を感じます。良書です。

⇒リンク:NFTの教科書

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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