こんにちは!「イラスト好き」をきっかけに、NFTやメタバースの情報を発信しているブロガー、いねおけ(Twitter)です。
「ビットコインやNFTは環境に良くない!環境破壊だ!こんな声を聴いた事ないでしょうか?
なぜNFTや仮想通貨(暗号資産)が環境破壊につながるのか?調べたところ、コンセンサスアルゴリズムという、仮想通貨(暗号資産)の安全性を確保する為の仕組みが関係していました。
この記事では仮想通貨(暗号資産)のコンセンサスアルゴリズムについての解説と、環境破壊だと言われている理由を説明します。
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とPoS (プルーフ・オブ・ステーク)
この記事のまとめ
- ブロックチェーンの認証方式
- PoW(プルーフ・オブ・ワーク)
- PoS(プルーフ・オブ・ステーク)
- 【PoW】方式
- ビットコインやイーサリアム
- ワーク(労働)の量に応じてセキュリティを高める
- マイニング競争の消費電力が膨大!環境に良くない。
- 【PoS】方式
- イーサリアムはPoS方式に移行途中
- ステーク(掛け金・保有量)に応じてセキュリティを高める
- マイニング競争がないので、環境問題解消を期待
- 多数のNFTがイーサリアム上で展開。NFT全体の流れとしては環境問題解消に向けて進んでいると言えるのではないか。

NFTが環境破壊だ!って言われたら
「改善に向かっているんだ」と胸を張って主張をするよ私は!!!
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)とPoS (プルーフ・オブ・ステーク)の概要

PoWやPosは、ビットコインなどの仮想通貨を正しく・安全に承認する為のコンセンサスアルゴリズム(consensus algorithm)です。
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)の概要
世界最大の時価総額となっている仮想通貨のビットコインや、NFT取引で最も多く用いられるイーサリアムではPoW(プルーフ・オブ・ワーク)方式が採用されています。
ワーク(労働)の量に応じて、セキュリティを高める方式です。
PoS(プルーフ・オブ・ステーク)の概要
イーサリムは環境問題への配慮などを理由に、将来的にはPoS(プルーフ・オブ・ステーク)方式への移行を検討、対応を進めています。
ステーク(掛け金・保有量)の量に応じて、セキュリティを高める方式です。
PoW(プルーフ・オブ・ワーク)

これまでの取引記録を一続きに保存するブロックチェーンですが、その最後尾に新しい情報をはめ込む前には、情報が正しい事を承認する必要があります。
承認に必要な「鍵」を得る為に「超複雑な計算」を実施して、最初にその答えにたどり着いたマイナー(採掘者)だけが鍵と報酬の暗号資産を得られる。
労働(Work)の量に応じて証明(Proof)する方式なのでPoW(プルーフ・オブ・ワーク)です。
「超複雑な計算」で「鍵」を見つけて報酬を得る行為をマイニングと呼びます。
PoWのメリットは信頼性の高さです。データを改ざんするよりも、マイニングで報酬を受け取る方が作業者が得る報酬が大きくなる様に設計されいます。
PoWのデメリットとして挙げられるのが環境破壊です。
マイニングのレースを勝ち抜く為にはマシンパワーの大きな計算機が必要となるのですが、この計算機の消費電力が極めて大きくなってきていることから環境破壊につながると言われています。
PoS(プルーフ・オブ・ステーク)

イーサリアムが対応を進めているPoSは、PoWのデメリットとして挙げた環境破壊問題を解決できる事が期待されています。
暗号資産(仮想通貨)に対する掛け金(保有量)が多いほど、承認と報酬受取の機会を得る確率が高まる仕組みです。PoWの認証作業が「採掘(マイニング)」と表現されるのに対し、PoSの認証作業は「鋳造(ミンティング)」と表現されたりします。
PoSのメリットは、マイニングの様な競争が必要無くなるため環境破壊問題が発生しにくい事です。また、「たくさんの暗号資産をを持っている人ほど、その暗号資産の価値を下げたくないので正しく運営したい」という思想もプラスに働くと考えられています。
PoSのデメリットは、流動性低下の懸念です。暗号資産(仮想通貨)を多く・長く保有している方が有利な仕組みなので「動ける暗号資産」が減少して、通貨としての実用性が損なわれることが懸念されています。
まとめ

暗号資産(仮想通貨)の認証方式(コンセンサスアルゴリズム)の中から、PoWと、PoSについての説明をしました。
現状、多くのNFT作品がイーサリアム上で展開されており、「イーサリアムはNFTマーケットの主戦場である」と言ってよいと思います。
そのイーサリアムが、環境に良いとされるPoS方式の採用に向けて舵を切っているということなのでNFTに関係する人は胸をはって「環境問題の改善に向けた取り組みが始まっている」事を主張して良いのではないでしょうか。
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